サッカー男子日本代表に必要なレベルのGKとCB

サッカー男子日本代表のGKとCBは、世界で活躍する事が出来る能力に達していますが、世界最高峰の大会であるワールドカップでは、予選敗退やベスト16といった結果になっており、更なる守備力の強化が求められています。

GKに求められる能力としては、シュート対応（相手選手がシュートを打ってから反応するまでの早さ）・カウンターやピンチ時の1対1に対応出来る事はもちろんであり、それに加えて近年増加しているブレ玉や無回転シュートと呼ばれるイレギュラーなボールに対応出来ないと勝利に繋がらない事から、GKは世界のリーグやJリーグで多くのシュートを受けて、常に試合に出てレベルを上げなければなりません。

CBに求められている能力は、屈強なオフェンスと競り合う事が出来る怪我をしない強靭なフィジカル・駆け引きに柔軟に対応出来るメンタルを持っている事です。世界の有名フォワードは、速さ・ドリブルのうまさ・高さ・シュートの正確性を全て持っているので、それらに対応出来る能力がないと何点も取られてしまう事から、ハイボール対応・ボール奪取・質の高いタックルといったセンスも必要です。

更に、現代のCBは後半終盤時に於けるパワープレー（背の高い選手が前線に上がって得点機を作る）・セットプレー要員としても使われる可能性が高くなっており、日頃から守備の練習だけではなく、攻撃の練習をしておく事もサッカー男子日本代表にとっては大切なポイントと言えるでしょう。実際に、日本代表の公式戦ではCBを始めとしたディフェンス陣が点を決めているケースがたまにあるので、後半のパワープレーやコーナーキック時等のセットプレーも代表戦の見どころと言えます。